イ・ヒョンソク記者 承認2019.10.31 12:24
#ユン・ソクヨル検事総長の発言要旨
曺国(チョ・グク)を法相に任命してはならない。私が見たのだが、いくつかは非常に深刻だ。法の通りにすれば、司法処理ものだ。
私は私募ファンドの方をちょっと知っているんだが、これは完全に悪い奴だ。
(ソウル=フォーカスデイリー)イ・ヒョンソク記者 = 盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団のユ・シミン理事長と曺国(チョ・グク)前法相一家を捜査中の検察との緊張が続いている中、現職検事の見解が注目されている。
先にユ・シミン理事長は、YouTube放送のアリルレオで「曺国前法相の指名前に検察の内査があった」と主張した。
ユ理事長は29日、アリルレオで「指名前の内査説」の根拠として、8月中旬に大統領府の部外者であるAさんから聞いた、ユン・ソクヨル検事総長の発言を公開した。
ユ理事長は「検察が内査したことを批判するのではない、法的な過ちでもない」とし「最高検察庁が内査しなかったと否定するのが問題」と指摘した。
これに対し、放送直後に最高検察庁は、「ユン・ソクヨル総長がそのように話した事実はない」と反論した。
これに対し、大邱地検西部支庁のチン・ヘウォン検事は30日、フェイスブックで「ユ作家と同様に見ている」とし、ユ理事長の見解と同じ立場を表明した。
チン検事は「多くのマスコミは、“ユ作家が提示したものが証拠になるのか?”とフレームを決めて質問したようで、多くの方々がそれに対して自らの”法理的”な見方を伝えたようだ」と前提した。
それとともにチン検事は「ところで、私は問題を記者たちとは異なる方法で、そしてユ作家と同様に眺めている」とし、自らの見解を明らかにした。
チン検事は「証拠は検察が持っていなければならず、内査をしたのか、査察をしたのかが重要だという意味」と述べた。
ただしチン検事は、検察が曺国前法相の任命前に内査を始めたというユ・シミン作家の発言があったのかどうか、私は直接確認する時間がなかった前提した。
チン検事は「内査は法令に根拠がある行為」とし「すなわち、誰かが告訴、告発して自動的に立件されない場合なら、立件する前に当然のことながら内査するようになっている」と説明した。
それとともに「内査自体が間違っていないのに、なぜ否定するのか」とし「その内査というものが、もしかして標的内査あるいは査察だったという本音が発覚することを心配したのではないかと疑問になる」と指摘した。
チン検事は「検察が本当に内査しなかったのだろうか」とし、「今日も曺国前法相の私募ファンド関連の疑惑についての報道が出て、しばらく前には夫人の口座にお金を送ったという報道も出た」とした。
続いて「内国人査察の方法なしには、内査なしには、知ることもできず、知ってもいけない内容」とし「内査しなかったと見るのは難しいというのが、法律家としての判断」との見解を示した。
チン検事は「内査があったかどうかについての証拠を誰が持っているか」とし「刑事訴訟法第198条第3項に、内査を含む捜査をする場合、証拠と書類を取得した日からすべての目録を作成し、記録に編綴するようになっている」と説明した。
チン検事は「普通これを“記録目録”という」とし「要するに、内査したのか、いつ開始したのかの証拠は検察が持っているため、検察が記録目録を公開すればいいこと」と指摘した。
併せて、「万一、目録も作らずに、内査の手順を踏まないままに査察して、むやみに取得した情報によってマスコミに法相が犯罪でも犯したかのように伝えたとすれば、内査証拠もなく、記録目録もないので、公開できないようだ」と皮肉った。
イ・ヒョンソク記者 nkc1@ifocus.kr
記事出典:focus daily