パク・アラム記者 | 記事承認 2019. 10. 04. 08:07
『キム・オジュンのニュース工場』で曺国(チョ・グク)法務省長官の長女であるチョ・ミンさんが自分を取り巻く疑惑とメディアの「虚偽報道」などに対する内幕を明らかにした。
4日放送されたtbs交通放送『キム・オジュンのニュース工場』2部「インタビュー第1工場」のコーナーに、チョ長官の娘・チョ・ミンさんが出演した。
この日キム・オジュンはチョ・ミンに「現在検察の捜査が進行中である事案については事実関係を聞かない。捜査対象ではないものの中で事実関係を確認したいことがいくつかある」とし「家宅捜索があった日、母親の情景芯(チョン・ギョンシム)教授が倒れたという話があったが、検察は(チョン・ギョンシム教授が倒れたという話は)真っ赤な嘘で、虚偽だと反発した。現場にいたから、事実関係を確認してみようと思う。母親が倒れたのは正しいか」と尋ねた。
これに対してチョ・ミンは「私は私の部屋にいたが、捜査官の一人が私の部屋に来て”お母さんが倒れたので水をあげなければならないようだ。119を呼んだほうがいいかもしれない”と話し、私が母の部屋に行ったときは母が意識を取り戻した状態だった。母が”記者が外にたくさんいるので119を呼んではいけない。騒動を起こしたくない”と言って部屋で休んだ」と話した。
またキム・オジュンは「本人が話していない言葉やしていないことについて報道が出ているが、どう踏ん張っているのか」と尋ねた。
これにチョ・ミンは「最初はとても悔しくて一日中泣いた。今は“必ず乗り越えよう”と誓っている」としながら、いくつかのメディアの悪意ある報道について「家族全員がメディアの獲物になったようだ。個人的には残酷なような気がする」と話した。
続いて「母(チョン・ギョンシム東洋大教授)の健康状態がとても良くない。以前に遭った大事故の後遺症でいつも辛そうにしているが、最近悪化した状態なのでとても心配だ。ただ、こんな話をすると大袈裟に仮病を使っていると言われそうで気を使う」と用心深い様子を見せた。
チョ・ミンはインタビューを決意した理由について「母が捜査を受けている私を保護するために自分がしていないことをしたと言うこともあり得ると周辺が言う。私は母にそうしないように話したが、私なりにとても心配になり出ることにした」と明らかにした。
これを聞いたキム・オジュンは「捜査を受ける過程で検察が娘にかける容疑があるが、母親が娘を心配して、本人がしていないことをしたと言うのではという懸念があるのか」と質問した。
チョ・ミンは「いくら言っても、母が捜査を受けながら(本人がしていないことを)したと言ってしまうのではととても心配になり、どうやったら防げるのだろうと悩んだ末、この方法しかないと思った。私は大丈夫だからそんなふうにしてはいけないと公開的に明らかにしたくて出てきた」と話した。
これに対しキム・オジュンが「そうしていて本人が起訴され、大学と大学院の入学が取り消されたらどうするのか」と尋ねると、チョ・ミンは「私の人生の10年ほどが消えるのだから本当に悔しいだろう」としながらも「高卒になっても構わないと思っている。試験はまた受ければいいし、三十で医師になれなければ四十でなれることもあると思う。この社会で他の仕事をすることもできると思う。ただ、母が私のためにしなかったことで責任をとるのは耐えられない」と答えた。
tbs『キム・オジュンのニュース工場」は平日午前7時06分から9時まで放送される。
記事出典:아시아투데이