カン・ギョンフン記者 qa@vop.co.kr
発行 2019-11-12 15:59:26
修正 2019-11-12 15:59:26
子女不正入試と私募ファンドに関する容疑などで裁判に渡されたチョ・グク前法相の夫人・情景芯(チョン・ギョンシム)東洋大教授側が、検察の公訴状の内容に全面的に反論した。
チョン教授の弁護を引き受けたキム・チルジュン弁護士は12日、記者たちに送った携帯メッセージで「検察が起訴した公訴状には事実と事実でないことが入り乱れていて、法理にも多くの問題がある」とし「結果的に(公訴状には)同意できない構図が描かれている」と検察の主張に反論した。
また「真実は法廷で究明されるため、じっくり裁判手続きを通じて真実を明らかにしていくつもりだ」と明らかにした。
前日、ソウル中央地検の反腐敗捜査2部(コ・ヒョンゴン部長検事)は、資本市場法上の未公開情報利用など14の容疑でチョン教授を拘束起訴した。
キム弁護士は、チョン教授が健康上の問題を理由に検察の調査に誠実に応じなかったという指摘にも「深夜の調査を終えて拘置所に戻る途中で卒倒することまであったが、それでも最善を尽くして検察の調査に応じた」と説明した。
検察は、チョン教授の資本市場法違反容疑に関連してチョ元法相の口座から振り込まれたという数千万ウォンを根拠に「チョン教授が株式を借名所有して不当利得を取得する過程において、チョ元法相が関与した」という論理を組み立てている状態だ。
チョン教授側は、私募ファンド関連の内容を含め、容疑のほとんどを否認している。
検察は、近いうちにチョ前法相の取り調べなどを経て、公職者倫理法、賄賂容疑の適用可否を検討するとみられる。
記事出典:民衆の声