キム・ミンソク記者、イ・ヒョンジン記者、イ・ウヨン記者 入力2019.11.19.22:03
|[国民との対話]「安保上信頼できないとしながら軍事情報共有? 矛盾」
(ソウル=ニュース1)キム・ミンソク記者、イ・ヒョンジン記者、イ・ウヨン記者 = 文在寅大統領が19日、「GSOMIAの終了問題は日本がその原因を提供したものだが、私たちは最後の瞬間まで日本と共に(問題解決のため)努力する」と述べた。
文大統領はこの日夕方、ソウル麻浦区上岩洞のMBCで開かれたMBC特集「国民が聞く-2019国民との対話」に出演し、「日本が韓国に向かって安保上信頼できないと言いながら、軍事情報を共有しようというのは矛盾する態度でないか」と反問し、このように述べた。
文大統領は、「日本は(韓国に向かって)輸出規制をしながら、その理由を韓国が安保上信頼できないからだとした」とし「フッ化水素など、私たちの半導体に不可欠な素材・部品が北朝鮮や第3国に渡り、多重殺傷兵器や化学兵器になる可能性があるため、韓国が信じられないと言った」と説明した。
続いて「その疑惑自体が根拠がないだけでなく、自分たちの輸出材料がどのように使用されるのか(知りたいなら)日韓間の意思疎通を強化しようとするべきなのに、何らの事前要求なしにある日突然、輸出規制措置を取ったことについて、私たちとしては当然通すべき道理を通したもの」と述べた。
文大統領はそれとともに、韓国が日本の安保上大きな助けになっていると強調した。日本の安保にとって韓国は防波堤の役割を果たしているという説明だ。
文大統領は「日本は米国の安保の傘、韓国の防波堤の役割によって防衛費を少なくしている」とし「日本はGDP全体のうち国防費の支出割合が1%にも満たない。一方、私たちは2.5-2.6%に近い」と述べた。
文大統領はその一方で「私たちの安保は韓米同盟が中核だが、日米韓の安保協力も非常に重要だ」とし「できる限り日本とも安保上の協力をしようとしている。もしGSOMIAが終了することがあっても、私たちは日本との安保協力はしていくだろう」と強調した。
文大統領は「日本が(GSOMIA)終了を希望しないなら、輸出規制措置(撤回)などを含め、その問題を解決していけるようにすべきだ」と呼びかけた。
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記事・画像出典:daumニュース