|ナム・キチャン記者「公訴状に摘示された総額は1700万ウォン、“株価操作” 数百億ウォン台の大口投資家らの捜査は?」
ミン・イルソン記者| balnews21@gmail.com
承認 2019.11.13 17:22:33
修正 2019.11.14 17:24:07
韓国学中央研究院のチョン・ウヨン客員教授は、情景芯(チョン・ギョンシム)東洋大教授の控訴状について「一回当たり2万ウォン(約2千円)で借名投資したというもの」としながら「人を馬鹿にしている」と批判した。
歴史学者であるチョン・ウヨン教授は11月13日、SNSで「“行きつけ美容院の院長やFacebookの友人の名義を借り、790回にわたって先物株式投資、金融取引総額は1700万ウォン(約170万円)” というのが検察の公訴状の一部」とし、このように指摘した。
続いてチョン教授は「一回当たり平均2万ウォンの入出金で借名投資したという話を聞けば、検事の家の犬も笑うだろう」と批判した。
それとともにチョン教授は「大韓民国の検事集団の最大の問題は、検事でない人々を馬鹿にしていること」と一撃を加えた。
フォーカスデイリーのナム・キチャン代表取締役も13日、記者手帳で「数多くのマスコミは、“行きつけ美容院の院長やFacebookの友人の名義を借り790回にわたって先物株式投資”という見出しをつけている」と指摘した。
ナム・キチャン記者は「全部で790回もの借名取引をしたというのだから、一般の人たちが見出しだけ見れば、チョン・ギョンシム教授が高度の金融詐欺師のように見えるだろう」と述べた。
続いてナム・キチャン記者は、「しかし、公訴状に摘示された金融取引総額は1700万ウォンだそうだ」とし「むなしい笑いさえ出てこない状況」と指摘した。
ナム記者は「790回というのも、株を1株、2株購入したものの合計回数だという」とし「そうしてみると、一回当たり平均2万ウォン余りの入出金で借名投資したということになる」と話した。
それと共にナム記者は「肝心なイクソン、コリンクPE、WFMなど株価操作に関与した数百億ウォン台の大口投資家はどこかに行き、チョン教授がコリンクの事実上の所有者だと何日間も言論プレイ(印象操作)しておきながら、今回の公訴状には最初から抜けている」と指摘した。
ナム記者は「噂になった宴会には食べる物がないと言うが、これまでの言論プレイと検察の公訴状がまさにその格になろうとしている」とし、裁判過程を見ながら真実にアプローチしていくべきだと主張した。
金融正義連帯のシン・ジャンシク法律支援団長は12日、MBCラジオ『世界は、そして私たちは』で「Facebookで会った友人や美容院の先生などと借名株取引を790回行ったと言うが、出し入れをひとつひとつ(計算)するから回数がとても膨らむ」と話した。
シン弁護士は、多く行ったように見えるが、確かめてみれば「一回に何百万ウォン」とし「全部合わせても1700万ウォン程度の水準」と説明した。
それとともにシン弁護士は「高官夫人が美容室の先生と約100万ウォン規模の借名株取引をしたと言うが、常識的に納得できない」とし、法廷で争われる部分が多いと指摘した。
記事出典:고발뉴스