暖かい春の日、小学校の遠足や運動会が思い浮かびます。
運動が得意な子も不得意な子も誰もが公平に勝つチャンスを持てる競技が二人三脚でした。
一人で先に行こうとすれば却って駄目、互いに呼吸と歩調を合わせてこそ無事にゴールすることができました。
ウイルスに立ち向かう私たちの闘いも巨大な二人三脚です。私だけが罹らなくても役に立たず、私だけが元気でいても役に立ちません。
私たちは今、“社会的距離を置く” 運動をしていますが、心の距離は今まで以上に近づいています。
マスクを分け合い、ボランティアをし、物品や寄付を送り合い、暖かい一言を交わし合い、お互いを守っています。危機の時こそ際立つ韓国国民の高い市民意識にいつも尊敬を覚えます。他と異なる韓国国民の姿に世界も感嘆しています。
新規感染者が大幅に減り、完治者がより急速に増えていますが、ウイルスとの闘いの中、買い物や交通機関の利用、世話の負担から余暇活動の制約まで、縮こまった日常の不便さが続いています。経済活動も大きく萎縮しました。
その不便さや不安に打ち勝つことも「共に」です。誰彼の区別なく全ての人が大変な時期ですが、私たちは一人ではありません。私たちには、挑戦が厳しければ厳しいほど固く連帯する力があります。
そして常に政府が先頭に立ちます。共に乗り越え、共に前進していきましょう。いつもの如く私たちには出来ます。
文在寅大統領Facebookより引用