イ・チャンファン入力 2020.07.29. 10:16
29日、SNSに “民事訴訟も提起されるだろう”
“虚偽事実および深刻なレベルの侮辱が対象”
[ソウル=ニューシス】イ・チャンファン記者 = 虚偽・誇張報道に関する情報提供を受け、実際の記者に対する刑事告訴を進めているチョ・グク前法務部長官が、民事訴訟も提起するという立場を明らかにしながら、 "へたばることなくきちんきちんと進めていく” と述べた。
チョ前法相は29日午前、自身のソーシャルネットワークサービス(SNS)に投稿し、“昨日(28日)までに刑事告訴を提起した記者は3人” とし、“彼らには民事訴訟も提起されるだろう” と伝えた。
続いて “民事・刑事制裁を加えようとする対象は、‘虚偽事実’ の報道・流布および深刻なレベルの ‘侮辱’ だ” とし、“批判的な意見あるいは嘲弄や揶揄は、耳ざわりだとしても表現の自由の範囲と見、甘受するつもりで、これは私の学術の立場でもある” と書いた。
それとともに “民・刑事訴訟は多くの時間とエネルギーを費やす大変な仕事だが、急がずへたばることなく、一つ一つきちんきちんと進めていく” と付け加えた。
これに先立ちチョ前法相は、チャンネルAの昨年11月29日付 ‘[単独]チョ・グク - ソン・チョルホ、’選挙地‘ 蔚山の寺を一緒に訪問’ という記事を前日のSNSに載せ、 "虚偽内容を報道した記者を虚偽事実摘示名誉毀損により処罰してほしいと警察庁に伝えた” と明らかにした。
この記事は、チョ前法相が大統領府民情首席として勤務していた2018年の6.13地方選挙を前に蔚山に下り、共に民主党のソン・チョルホ蔚山市長候補に会い、一緒に寺を訪問して大和尚にソン候補への支持を依頼した、という内容が盛り込まれている。
チョ前法相は、“2018年の6・13地方選挙直前に蔚山に下り、共に民主党のソン・チョルホ蔚山市長候補に会い、一行とともにある寺を訪問し、寺を訪問した席で大和尚にソン候補の支持を依頼した、という内容はすべて虚偽" と主張した。
また、チョ前法相は同日午後、TV朝鮮の ‘[単独] 6月地方選挙前に蔚山を訪ねたチョ・グク... “ソン・チョルホを助けてくれ”’と見出しが付けられた記事について、“これも ‘単独’ で同じ内容の虚偽報道をした。その記者も追加で告訴した” と投稿した。
一方、チョ前法相は、月刊朝鮮記者出身のユーチューバー、ウ・ジョンチャン氏を告訴している。チョ前法相が大統領府民情首席時代、パク・クネ前大統領の国政壟断事件を担当した1審裁判部の部長判事と食事した、という虚偽疑惑をウ氏が提起し、これにより名誉が毀損されたという趣旨だ。
この事件の審理を担当したソウル北部地裁刑事合意11部(部長判事マ・ソンヨン)は、去る17日、情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)などの容疑により、1審で懲役8ヶ月の実刑を宣告した後、ウ氏を法廷拘束した。
出典:ニューシス
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↓チョ・グク前法相が2020.7.29に投稿したfacebook全文です。
“一つ一つきちんきちんと”
虚偽・誇張報道およびオンラインテキスト・言葉(の情報提供)を受け取るアカウント(fakereportCK@gmail.com)を開設して以来、数多くの情報提供が続いています。深く感謝します。昨日までに刑事告訴を提起した記者は、月刊朝鮮のウ・ジョンチャン、チャンネルAのチョ・ヨンミン、TV朝鮮のチョン・ミンジンなど3人で、彼らには民事訴訟も提起されるでしょう。その他、虚偽報道をした記者たちの記事内容も検討中です。関連していくつかの話をしたいと思います。
1. 私が民事/刑事制裁を加えようとする対象は、‘虚偽事実’ [言論仲裁法上の’(虚偽)事実的な主張‘ を含む] の報道・流布および深刻なレベルの ’侮辱‘ です。
批判的な ‘意見’ あるいは嘲弄や揶揄は、耳ざわりだとしても表現の自由の範囲と見、甘受するつもりです。これは私の学問的立場でもあります。
2. すでにお話ししたように、(1)報道機関に対しては言論仲裁委への提訴を原則とし、(2)記者、ユーチューバーなど個人に対しては事案の軽重に応じて、民事制裁のみ、民事制裁と刑事制裁の並行を適切に選択し、措置していきます。
民事訴訟にしろ刑事訴訟にしろ、多くの時間とエネルギーを費やす大変な仕事です。しかし、急がずへたばることなく、一つ一つきちんきちんと進めていきます。マスコミには報道されませんでしたが、最近、悪性の文を自分のブログ、YouTubeなどに投稿した何人かの非記者の人物に対しても告訴を行いました。近いうちに調査通知を受け取ることでしょう。
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