特別取材チーム |記事入力2019/09/29 [03:29]
[インターネット言論人連帯取材本部 特別取材チーム キム・ウネ キム・ウンギョン ハン・グァンス]
国民の憤怒が爆発した。120万のろうそくだ。
「検察改革と司法積弊清算のためのろうそく文化祭」が28日午後6時、瑞草(ソチョ)洞の大検察庁前で開かれるなか、参加者は当初予想された10万人を遥かに超え、主催者側の推算で120万人が参加した。
参加者は、教大駅交差点から瑞草駅交差点まで、そしてメインステージが設置された中央地検前を中心に、1.5kmを超える8車線をいっぱいに埋め尽くした。
写真=インターネット言論人連帯
◆「チョ・グク守護 検察改革! 政治検察罷免! 公捜処設置」
「検察改革司法積弊清算汎国民市民連帯 犬闘国民運動本部」が主催して開かれた「第7回司法積弊清算のための検察改革ろうそく文化祭」が、熱い熱気に包まれた。
主催者側は、文化祭に先立って配布した報道資料を通じ、「曺国(チョ・グク)一家に対する人権侵害を直ちに中断せよ」と要求した。
主催者側は、このような要求を出す理由について、「最近、チョ・グク長官の国会人事聴聞会前に行われた検察特捜部の政治介入、大統領人事権の侵害、チョ・グクの家族ならびに周辺への“ほこり叩き式”家宅捜索、被疑事実流布による人権侵害などにより、司法府の一部政治検察によって国論が分裂した」と指摘した。
続いて「大韓民国は三権分立が厳重に守られている国」とし「行政府の首班である大統領が、長官の任命前に国会の人事聴聞会を要請した。人事聴聞会が立法府の日程を調整する過程で行政府傘下にある法務部の外庁である検察が介入し、立法府の固有権限を侵害した」と強調した。
続けて「これにより大統領の正当な人事権まで深刻に揺さぶっている」とし「これは大検察庁傘下にあるソウル中央地検内の特捜部という特定部署が主導しており、このような行為は、私たちの憲法精神を毀損し侵害すること」と述べた。
主催者側は「国会人事聴聞会前に行われた大々的な家宅捜索は、空前絶後の事件として大韓民国の憲政史に記録されるだろう」とし「これは、文在寅政府の司法積弊清算政策に抵抗するための検察組織内部における政治検察らの組織的利己主義としか見られない」と断言した。
続いて「また、家族(配偶者、子供)に対する人身攻撃的な検察の家宅捜索、召喚調査、メディアを通じた被疑事実流布など、検察が自ら自分たちの存立を否定する行為まで行われており、公職者家族の深刻な人権侵害としてあらわれている」としながら「今行われている公職者家族の身上への“ほこり叩き”は、形式的法執行という制度を悪用し公職者家族のプライバシーまで崩壊させる、21世紀大韓民国社会の低級な人権意識の素顔をさらけ出してしまった」と皮肉った。
続いて「今の事態を主導している政治検察、特に特捜部は、今回を契機に徹底的に廃止されなければならず、国民の名によって必ず断罪されるべき」とし「このため、全国の検察改革を念願する自発的な市民は誰もが全国各地でろうそくを照らし、公捜処(高位公職者不正捜査処)の設置、政治検察の罷免、検察改革を促すものだ」と声を高めた。
主催者側はこのように声を高めた後、「▲チョ・グク一家に対する人権侵害を直ちに中断せよ! ▲メディアと特定政党に被疑事実を流した政治検察を直ちに調査せよ! ▲公捜処の設置と検察庁特捜部を直ちに改革せよ!」と要求した。
画像出典:news.mt.co.kr
一方、今日のろうそく文化祭には主催者側の予想をはるかに超える120万という市民の行動が集まりながら、検察改革はもはや逆らうことのできない時代の流れに位置づけられたと見える。また、このような流れは、自分たちの既得権を守るためにチョ・グク長官の捜査に死力を尽くしている検察の暴走を一発で制御できるものと思われる。
これと共に「2019ユン・ソクヨル検乱」とまで称される挙動への手厳しい法的判断と国民的審判が伴うものと見られ、ユン・ソクヨル検察が憤怒した民心にどのような反応を示すかに関心が集まっている。
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