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記事入力 2019.10.12 19:17
[ヘラルド経済=イ・ミョンス記者] “人が生きる世界” 廬武鉉財団のユ・シミン理事長は12日、「検察は、曺国長官あるいは曺長官の妻・情景芯東洋大教授(57)夫妻が犯罪を犯したという確実な証拠をもっていない模様」とし、検察が捜査を締めくくり、曺長官に関する論議を終息させるべきだとした。
ユ理事長はこの日、財団の済州委員会が主催して済州ウェルカムセンターで開かれた「盧武鉉市民学校」で、「特捜部の検事3チームが加わり、捜査官まで100人を超える人材を動員して100箇所以上を家宅捜索したが、出てきたものが未だに不確実」と述べた。
彼は「検察が“今までところ(証拠を)持たないことはほぼ確実だな”と思うようになった」とし「今(捜査を)締めくくるべき時点に来た」と付け加えた。
続いて「マスコミからは来週あたりに拘束令状の請求可否を検討すると出たが、9月3日に“情景芯召喚秒読み”の記事が出てから40日あまり経つのに“秒読み”ばかりしている」と指摘した。
ユ理事長は、最初に検察の捜査を疑うようになったことについて「大統領が曺国を法務省長官に任命した先月9日前に“スモーキングガン”、すなわち確実な証拠を持っていたのならすでに出して見せているはずなのに、(そのころ)自宅を家宅捜索し、事情聴取を要求した」とし「(このような検察の動きは)特別な(容疑を立証する)証拠が無いという意味だと確信した」と語った。
ユ理事長は「曺国氏が法務省長官になる前から、検察と一部メディアが“犯罪がある”と予断し、アプローチしてきた模様」とし「事実とは違うと確認されたなら、これを認めなければならない」と述べた。
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