シン・ホングァン記者 承認 2019.10.29 20:50
(ソウル=フォーカスデイリー)シン・ホングァン記者=盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団のユ・シミン理事長が「曺国(チョ・グク)前法相に対する検察の捜査が始まる前の8月中旬、ユン・ソクヨル総長が曺前法相を内査した情況がある」とし、ユン総長の非公開発言を29日、YouTubeチャンネル「ユ・シミンのアリルレオ」を通じて公開した。
この日のアリルレオ放送でユ・シミン理事長は「ユン・ソクヨル総長が曺国を法相に任命してはならない。私が見たんだが、いくつかは非常に深刻だ。法の通りにすれば司法処理ものだ。私は私募ファンドの方をちょっと知っているんだが、これは完全に悪い奴だ。」という発言を映像で流した。
ユ理事長は特に「私的な席でユン総長が曺前法相について発言したもの」という説明とともに「ユン総長の非公開発言の中から、最高検察庁の説明要求に応答するために必要な部分を公開する」と述べた。
この日公開されたユン総長の非公開発言には「これは完全に悪い奴だ」という直接的な悪口まで混じっている。
ユン総長は「曺国を法相に任命してはならない。私が見たんだが、いくつかは非常に深刻だ。法の通りにすれば司法処理ものだ。私は私募ファンドの方をちょっと知っているんだが、これは完全に悪い奴だ。」とし、このように明らかにした。
ユ理事長は「(ユン総長が)大統領に会って話したくて、匿名の被取材者・Aさんに発言したもの」とし「これと同じ話を、その頃続けて私的な席で話したという内容を他の場所でも確認した」とし、これを確認する内容のユン総長発言を出した。
その発言は「大統領に言って任命されないようにしなければならない。そのまま行けば長官になっても吹っ飛ぶ事案だ。私が大統領に直接お会いして報告したい。これは大統領に向けた私の忠実な気持ちだ。私的に曺国に何か悪感情があってこう言うのではない。本当に心配になってする話だ。こんなことが知られれば検事たちが長官として受け入れない。反旗をひるがえす。任命しては本当にだめだ。」という内容だ。
ユ理事長は、当時ユン総長が会った相手については「大統領府の職員ではなく外部の人だ。大統領府の部外者に曺国に対する評価を行い、こんな理由で任命してはいけないと話したほど、大統領に話を伝えられる人」と述べた。
一方、ユン総長の発言を公開する前日の28日、「クールだったというユン・ソクヨルをクールに暴くユ・シミン」という11分のアリルレオ映像で、ユ・シミンを含むパネラーたちは最高検察庁の国政監査の際、ユン・ソクヨル検事総長が行った発言に注目した。
この日の放送は29日に放送されるアリルレオ放送の予告編で、去る22日放送の編集分に相当する。
当時、ユ理事長がアリルレオ放送を通じ「曺前法相の指名前である8月初めから曺国一家を内査した」という趣旨で主張したことに対し、翌日、最高検察庁は「ユ理事長の主張は虚偽」と表明している。
シン・ホングァン記者 hksnews@ifocus.kr
記事出典:focus daily